本日の心理学・名言1923-7

人は誰でも、自分は価値のある人間だと思いたいものです。
自分は特別だ、と思いたいものです。

逆に、ダメな人間だと思いたくないものです。
そのため。特別な自分は人よりも一枚上を行きたくなるものです。
劣等感の裏返しとして、プライドが高くなるのです。

でも、プライドのために自分の本当の心が見えなくなってしまいます
自分の本当の姿をカモフラージュするためのプライドですから。
これがあると自分の心が見えなくなります。

人を理解することも人と共感することも出来なくなります。
自分を最低だ!と認める勇気のない人間は、
人の欠点を許すことが出来ません。
人の欠点を見るとイライラしてしまうのです。

特に、自分と同じように劣等感の裏返しとして
プライド持っている人間を嫌悪します。

自分の情けない姿を見せ付けられているようでイヤになるのです。

一方、自分の醜さを見つけた人は、
自分の長所も見つけられるようになります。

何故か、自分の悪いところを見た後ではないと、
自分の素晴らしい個性は見えてきません。

自分の個性を発見できた人は、
それが悦びを生み出す個性であることがおのずとわかります。
すると、人の長所や人の個性を見つけたくなります。
それが愛です。

勇気のない人は、
イライラするばかりで人を批判するだけの人となります。

才能を殺す人です。

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