本日の心理学・名言1861-3

忘れることにも大いなる恵みがある~

つまり、一番大切なことを忘れないために、
あるいはもっと大切なことを覚えるために、
どうでもよいことは、きれいさっぱり忘れるよう
努力をするということなのです

味があるのは、その努力とはどんなものかということです
それは「忘れることを気にしない」の一言に尽きるようです。
忘れることを気にしないということは、
選別ではなく成り行きによって忘れてしまったら、
「覚えておく必要がなかったのだ」と解釈する一種の消去法です。

忘れることのもう一つの効用は、
過去へのこだわりが希薄になっていくことです。
過去の出来事にこだわってくよくよしていると、
後ろ向きの人生になってきます。
現実にはそういう人が世の中には大勢います。
よくよしたり、思い煩ってしまうのは過去を忘れられないからです。
楽天的な人、立ち直りの早い人は
過去の嫌なことを忘れられる人なのです。

フロントページに戻る