本日の心理学・名言1831-5

相手をやっつけようとの意図からではなく、
ただ自分とは違う見方を知りたいと単純に思うこと。

相手のまちがいを指摘するのではなく、
分に言いたいことを話させて満足させる。

これはいい聞き手になる練習です。

一般に信じられているものとは逆に、
こういう姿勢をとっても弱者にはなりません。
相手の意見を優先させたからといって、
あなたに信念がないとか自分の非を認めた
ということにはならないのです。
ただ相手の見方を理解しようとしているだけ・・・
まず最初に相手を理解しようとしているのです。
自分の正しさをたえず証明するには多大なエネルギーがいります。
ところが、相手に正しさを主張させるには
ほとんどエネルギーがいらず、
むしろエネルギーが増大します。

相手の立場や意見を理解すると、
幾つかの素晴らしいことが起きてきます。
第一に、新しいことが学べる、視野が広がる。
第二に、あなたがきちんと聴いていることが分かると、
その相手はあなたに対してもっと敬意を払うようになります。

これは無償の愛の練習でもあります。

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