本日の心理学・名言1828-7

あれが欲しい、これが欲しい。
それが手に入らないとなると、そのことばかり思い浮かべて・・・
不満が消えません。
それが手に入れば入ったで、また同じことを考えるだけです。
だから、ほしいものが手に入ったのに、まだ不幸せのまま。
何か新しいものに憧れ続けるかぎり幸せはやってきません。

幸いにも、幸せになる道はあります。
欲しいものではなく、
持っているものに意識を切り替えるのがその鍵です。
「人生がこんなじゃなかったら」という罠に落ち込むたびに、
一歩下がって最初からやり直すのです。

まず深呼吸して、いま持っているものをすべて思い出してみます。
欲しいものではなく持っているものに意識を向けると、
ほしいものは自然に向こうからやってきます。
いいところを意識すれば、もっと愛情深くなり、
仕事のグチをこぼさずに仕事があってよかったと思うようにすると、
もっといい仕事ができて能率も上がり、
昇給にもつながるかも知れません。
ハワイに行ってから楽しむのではなく
近所での楽しみ方を考えてみれば、もっと楽しくなるでしょう。
それでハワイに行ったとしても楽しみ方が違ってくるし、
行けなかったとしても人生が素晴らしいことに変わりはないのです。

欲しいものではなく、持っているものに意識を切り替えれば、
人生は前よりずっと楽しくなります。
おそらく生まれて初めて満足という意味が分かるでしょう。

フロントページに戻る