本日の心理学・名言1700-6

願望実現を考える人にとって、
怒りは敵と見なさなければなりません。
あるいは「怒りは毒薬だ」といっても過言ではありません。
怒りにかられた時、
人の体内から有毒な物質が出ることが発見されています。
それによって体内の免疫力が低下し
老化や諸病の原因になると考えられています。
どんなに正当な怒りでも、
怒ることは決して自分のためになりませんが、
怒らなければならない場面は必ずやってきます。
そういう時にどうしたら良いのだろうか。
いくつかのヒントを賢人の言葉としてあげてみます。
「怒りを抑える最も良い方法は時間を伸ばすことである」(ベーコン)
「他人が怒っているのを観察してみればいい。
そのやりきれなさをあなたは他人に与えるのである」(セネカ)
「腹が立ったら十数えよ。それでも収まらないなら百数えよ」
(ジェファーソン)
怒りにかられたとき、それを無理に抑える必要はありません。
ですが、その感情を表に出すのは控えたほうが良いのです。
怒りのメカニズムは不思議なもので、
それを言動に現してしまうと、
余計に怒りが増幅してくる、いわゆる火に油を注ぐようなものなのです。

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