本日の心理学・名言1646-6

自分に問いかける質問で一番重いのは
「私は正しいことを求めているのか、
幸せになることを求めているのか?」ではないだろうか。
ほとんどの場合、この二つは相容れません。

いつも正しくあろうと努めるのはものすごいエネルギーがいりますし、
人を遠ざけることにもなります。
正しいのは自分だ、間違っているのは相手だと思いたい気持ちは、
相手に守りの姿勢に入らせ、
自分を正当化するプレッシャーも強まります。
いまよりもっと心豊かな人になりたいなら、
相手に勝ちを譲る練習するに限ります。

相手を正すのをやめる。
その癖を変えるのは大変かもしれませんが、
努力するだけの価値はあります。

相手が「・・・・するべきじゃないかな」と言った時には
「いや、そうじゃないないよ」と反論せずに、
相手の意見を尊重しましょう。
相手はもっと心を開き態度を和らげるでしょう。
あなたは思いがけないほど相手から認められ、
受け入れられるでしょう。

人の幸せに加担し、その嬉しそうな顔を見る楽しみは、
エゴの戦いの成果などとは比べられないご褒美です。
自分にとって最も大切な意見まで曲げる必要はありませんが、
今日からは「たいていは相手の方が正しい」と思うことにしましょう。

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