本日の心理学・名言1645-5

人の話をさえぎったり、代わりにしゃべったりする癖が、
人間関係にひびが入るだけではなく、
同時に二つのことを考えるというのは、
ものすごくエネルギーがいるのです。

人の話をさえぎる自分の癖に気づくようになれば、しめたものです。
慣れすぎてしまったための単純な癖なのですから、必ず直せます。
その癖があることを忘れないようにすればいいのです。

できれば会話を始める前に
「じっと我慢するんだぞ」と自分に言い聞かせます。
相手が話し終えてから口を開け、と自分に命じるのです。
そんな簡単なことで人間関係がどれほど変わるか、
一度試してみれば、きっと驚くに違いありません。

話をちゃんと聞いてもらったことで、相手はふっと緊張をほどきます。
相手をさえぎるのをやめれば、こっちも気持ちが楽になります。
動悸(どうき)も脈拍もゆったりしたリズムになり、
何よりも会話が楽しめるようになります。

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