本日の心理学・名言1615-8

@勝ち抜く力  239ページより
白鵬翔著  悟空出版刊

私は、夢を持ち、それを目指すからこそ、
人生を切り開いていけるのだと思う。
ただし、夢は一つじゃダメだ。
いくつもの夢を持つことが必要だ。
私はモンゴルからやってきて、横綱になりたいという夢を実現した。
でも、その一方で叶えられなかった夢もいっぱいある。
でも、一つの夢を実現したら、また次の夢もわいてくる。
そんな、いくつもの夢を一つひとつ叶えていく努力が
人間を成長させてくれるのではないだろうか。
また、わたしはいろいろな人との出会いを大切に
することも大切だと思っている。
(中略)
そうした様々なジャンル、年齢の方々から話を聞くことで
それまで見えてこなかったものが見えてきて、
それが相撲にも生きてくるのだ。
さらに、伝統的なことに触れることも大切だ。
古来から続く伝統・文化の中には、
特に人として生きるうえで学ぶことが多いと思う。
「心技体」の中で、最も鍛えるのが難しいのが「心」である。
私は「心」が整ってこそ、本当の意味での「勝ち抜く力」を
自分のものとすることができるのだと思っている。
その心を鍛えるためにも、
日本の伝統・文化をもう一度見直してほしいと思うのだ。
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日本人よりも日本人らしいのが白鵬関かもしれませんね。
夢を持つことの大切さ、人との出会いの大切さ、
そして先人たちが創り上げてきた伝統・文化を大事にすること。
どれも全て、人間力を高めるのに必須のことだと思います。
最近、メディアでも白鵬関の様々な所作について
色々と話題になることもあります。
私自身は人間らしくていいかなあなんて思ってしまいますが
横綱として周りから降り注ぐプレッシャーは
凄まじいものがあるのでしょう。
そのような状況にあっても、結果を出し続ける白鵬関。
正に、プロ中のプロと言っていいのではないでしょうか。
by本日のレシピ

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