本日の心理学・名言1579

@この世に生を受け、産声を上げた瞬間から
1秒1秒、ひと呼吸するたびに、人間は死に向かっているのだ。
そんな人生を、虚しいものだと思う人もいるかもしれない。
だからこそ、今を生きている素晴らしい、輝くような生への
憧憬があるのだ。
人間は、生命を何かに換えて生きているのだとも思う。
一刻一刻、私たちの命は減っていくのだが
その反対側に今を生きているという証が刻まれていくはずだとも思う。
大切に生きるとは、そのことを心に留めて生きるということだ。
自分の生命が明らかに有限なものだと知り、
ましてあと数刻と自覚したとき
人は必ず自分の生の意味、
あるいは死の意味を求めようとするものだろう。
自分の生命を、かけがえのない何かに換えることができた。
その実感を求めるのではないだろうか。
*日本はこうして世界から信頼される国となった  216ページより
佐藤 芳直著  プレジデント社刊
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この考え方は、私はすごく共感できますし
日々自分自身もそう思いながら生きています。
つまり、今この瞬間も死に向かって進んでいるんだということです。
有限であるからこそ、命には価値があります。
有限であるからこそ、大切に思えるのだと思います。
何のために生きているのか?
何のために生きようとするのか?
自分がこの世界を旅立つとき、
次の世代の人達にどんな世界を遺せるだろうか?
こんなことを言うと、大抵煙たがられますが
絶対に忘れたくない本質だと思います。
by今日のレシピ

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