本日の心理学・名言1556-2

@今回のテーマは、
男女問題の『土台』と『引き金』を考える」です。
たとえば、
彼と「些細なことでケンカをしてしまった」
という出来事があったとしますよね。
何でいつもこうなっちゃうんだろう・・・
こういうときは、言い方など、引き金は引き金として、
引かないように気をつけるんですが、
それ以上に、何か小さな衝突が起きたら、
それが大きなケンカに発展してしまうような、
『土台』があったのではないか?と、考えることが大事です。
たとえば、
日頃から、相手をほめることは少なく、
相手のダメなところを言い合うことばかり多い。
そのせいで、お互いに、なんとなくイライラしながら
一緒にいることが多い。
でも、不満をぶつけたらまたケンカになるから、言わずに我慢している
(けれどその感情は消えたわけではなく、くすぶっている)。
みたいなことが、あるかもしれない。
あとは、何か引き金があれば、一気に「どーん」と爆発するわけです。
男女間の、問題が起こる、「土台」にも、
さらなる「大きな土台」があることもあります。
小さな土台
コミュニケーションが悪いので、
二人の関係から、ストレスが発生している
引き金
言い方に彼がイラッとした。
『大きな土台』は基本的に、心のエネルギー不足や、
ネガティブな感情を癒す、癒し力不足、を想定するとよいと思います。
大きな土台は(これ限定ではありませんが)
たとえば、ありがちなのは、「心の回復力不足
日頃から、物事をネガティブに捉えるクセが強い
一旦気持ちが暗くなると、復活するのに時間がかかる
暗くなったときは、言動も悪くなる
言動が悪くなるのを避けるために、
コミュニケーション自体を避け、引きこもる
こういう症状があったら、
心の回復力不足を一旦疑ってみることが、
大事だと思います。
心の問題、人間関係の問題については、
「引き金
小さな土台
大きな土台」と、より根本的な原因に迫りながら、
問題解決を図った方が、長期的にうまくいく、
本質的な問題解決になります。
何か、問題を解決しようというとき、その「引き金」だけを原因と考えず、
長期間、じわーっと効いてくるような、
根本原因、問題の土台についても、
考えをめぐらせてみて下さいね。
そっちを解決出来れば、長期的に、安心出来る形で、
問題解決ができますのでね。
by女と男の「心のヘルス」-癒しの心理学

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