本日の心理学・名言1552-5

@「柳の下に何時もどじょうは居らぬ」ということわざがある。
これは「あるとき柳の木の下でどじょうをつかまえたからといって
いつも、そこで、どじょうがつかまえられるわけではない」という意味。
そこから、他人の成功談を聞いて、その通りやっても成功するとは
限らないという教訓を引き出すことも可能だ。
ある人の成功談は、その人一回きりのもの。
その人が遭遇した社会状況や人間関係と、
まったく同じ状態が二度と出現することなどないからだ。
それにもかかわらず、与えられた「成功の法則」通りにやれば
自分も成功すると思い込んでいる人がいる。
応用がきかないというのか、
世の中ケースバイケースだということが分からない。
このようなマニュアル人間の失敗は、
「正解」は常に一つだという思い込みにある。
この世の「正解」は決して一つではないことに思いが及ばないのだ
*疲れた心をなごませる言葉  14ページより
秋庭 道博著  PHP文庫刊
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誰かの真似をすることって、とても大切だと思います。
「学ぶ」は「真似ぶ」とも言いますからね。
ただ、ずっと真似ているだけではいけないとも思います。
なぜか、それは上記に書かれている通りです。
誰かがうまくいったことが、自分にもそのまま通じるとは限りません。
やはり、自分のことは自分で考え、行動していくしかないんです。
やり方は無限にあります。後は、動き出すだけですね!
by本日のレシピ

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