本日の心理学・名言1552-2

@心理学の専門書を読むと、このように書かれていることがあります。
「クライアント(=お客さんのこと)を
コントロールしてはいけないですよ」と。
こう書かれている意図は、セルフイメージが低い
コーチやカウンセラー、セラピストが世の中には大勢いるからです。
セルフイメージが低い人たちは、クライアントが、
自分自身の思うとおりに結果を出してくれることで、
自分には価値があるんだ、と感じるのです。
逆に、思うとおりに結果を出してくれないと
腹が立ったり、不安になったりするのです。
レベルが低いですよね。
クライアントを自分の傀儡(かいらい)、
つまり、あやつり人形だと思っているのです。
残念ながら、私もまだまだ未熟なので、
こういったダメなパターンに落ちるときがあるので、
自戒を込めて書いています。
また、お客様の声も同じです。
セルフイメージが高い人は、
クライアントが結果を出そうが、出すまいが、
自分には価値があると信じています。
ですから、自分のお客様の声を読んでも、あまり感情がブレません。
しかし、セルフイメージが低い人は、
クライアントが結果を出すと自己愛が満たされるので、
自分のお客様の声を読むと恍惚とするわけです。
当たり前ですが、クライアントは、
コーチやカウンセラー、セラピストの思う通りに
結果を出すために生きているのではありません。
クライアントは、自分自身の人生を満喫するために生きているのです。
・クライアントの成果を自慢するカウンセラー
・お客様の声を得意げにアピールするコーチ
・クライアントが思うとおりに行動しないと 腹を立てるセラピスト
こういった人がいたら、お客さんにはならないほうがいいでしょう。
お客さんを操り人形にすることしか考えていないからです。
byお金の心理学

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