本日の心理学・名言1525-8

@「象と小枝」の話をご存じだろうか。
インドでは小象が逃げ出さないよう服従を教えるために
子どものうちに頑丈な木など動かせないものにつないでおくそうだ。
小象がもがいても頑丈な木はびくともしない。
そのうちに小象はいわゆる「学習性無力感」を学び
何をしても逃げられない、戒めは解けないのだと思い込むようになる。
そうすると、成長した象を、
折れそうな小枝につないでおいても逃げなくなる。
それどころか、逃げようと試みることもしないそうだ。
同様のことが僕たちの人生にも起こる。
人生はもともと単調なものだ、
変えることなどできないと言われつづけたら
だんだんそんな気がしてきて、
やがて、その通りだと思い込むようになる。
象と同じで、それが信念になってしまうのだ。
結果として思考が狭くなり、のびのびと物事が考えられなくなる。
*小枝にしばられたゾウ  11ページ
ジェフ・トンプソン著  きこ書房刊
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要は、限界は自分自身が決めるということです。
そして、その限界を決めるのに影響を与えているのが、のようなこと。
過去の失敗体験、周りからのネガティブな反応、自分には無理だと思った体験
周りの人たちの疲れた姿、
周りの人たちのあきらめた表情
逆を言えば、小枝にしばられたゾウにならないためには
過去の成功体験を思い出したり、
周りにポジティブな人をたくさん
揃えればいいわけです。
それなら自分自身でできますよね!
自分の足に繋がれた錘を自ら取り外していきましょう!
by本日のレシピ

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