本日の心理学・名言1524-5

@【売れっ子の気配り術】
ある研修で講師をお願いしたSさん。
Sさんは会場に着くなり、「つまらないものですが・・」
と担当者にお土産を渡していました。
さて、その手土産は最初に渡した方がいいか?
最後に渡した方がいいか?
お土産を渡すタイミングは会って挨拶した直後が良いですね。
最初に手渡すと受け取った相手の警戒感も下がり、
心の壁が崩れ、良い感じでその後の打ち合わせが
スムーズに進みます。
心理学で言うと最初に良い印象を残すための
初頭効果が機能するわけです。
研修後、Sさんは別れ際に担当者にこう言いました。
「今日はどうもありがとうございました。
あっ!そうだ、これ、よかったらもらって下さい。」
別れ際にお土産やプレゼントを手渡すと次回会う時までに
好印象を残しておく効果があります。
これを親近効果と言います。
最後の最後の印象は人の記憶に残りやすい。
以前、私はある社長から次のように教えて頂きました。
「○○くん、商売はお出迎え三歩。お見送り七歩。
お客様の心には最初と最後の印象が残る。
そして、さらにある有名なコンサルタントの方からも
次のことを教えて頂きました。
一日かけて一生懸命に指導をする。でも後で感想を聞くと
『最後に駅まで送ってくださったことに感激した
と言われるんです。」
「最初と最後は印象に残りやすい」
そう心理学者が解明してくれているのだから、
それを実践して仕事や人生で活用しない手はない・・。
もちろん、Sさんは仕事の質も高いし、
人気もあるので売れっ子です。
by商売繁盛ビジネス心理学

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