本日の心理学・名言1523-8

出来事には何の意味もありません、
人間が意味付けをするまでは。
そして、プラスの意味付けをしたとしても、
ただの問題の先送りになったりするので、
これは本当に難しい問題ですね。
また、「全ての人には必ず何か一つ秀でたものを持っている」
というのも、間違いはないと思いますが、
その秀でたものがお金になるとは限らないですよね。
現在は、ビッグデータが流行っているように、
パソコンが進歩したおかげで、統計学の発展が著しいです。
有名な先生が言った方法だったとしても、
それが統計的に結果をだす確率が低いのなら、
その方法は実践しません。
科学には、まだ解明されていないこともありますから、
その方法でなぜ結果が出るのか分かっていなくても、
そんなに気にしないのです。
一番重要なのは、そのやり方で、
結果が出る確率が高いかどうか、なのです。
私は、科学原理主義者というよりも、統計原理主義者なのです。
理屈がまだ証明されていないことであっても、
確率が高い方法を伝えることが、私の使命・覚悟です。
*、ビッグデータとは、
市販されているデータベース管理ツールや
従来のデータ処理アプリケーションで処理することが
困難なほど巨大で複雑な データ集合の集積物を表す用語である。
その技術的な課題には
収集、取捨選択、保管、検索、共有、転送、解析、可視化が含まれる。
大規模データ集合の傾向をつかむことは、
関連データの1集合の分析から得られる付加的情報を、
別の同じデータ量を持つ小規模データ集合と
比較することにより行われ、
「ビジネスの傾向の発見、研究の品質決定、疾病予防、 法的引用のリンク 、犯罪防止、リアルタイムの道路交通状況判断」との相関の発見が可能になる
by相馬一進(そうまかずゆき)

私見:その考え方には一理あるとは思います。
個々人がビックデータに誘導されがちなのも事実です。
しかし、統計原理主義の価値は確率論にあるのならば、
人間が本来生まれながらに持っている「直感」は一定の条件下では、
ほぼ100%の確率で成立します。
この「直感」はデータ化できません。
一定条件~出来事と感情を区別できる~がクリアされれば、
相対的に統計原理主義の価値は低くなると考えられます。

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