本日の心理学・名言1432-8

@続けるべきか、やめるべきか~その見極め方
100%職場に満足するというケースは、ほとんどありません。
例えば、本人が職場環境や条件の八割は気に入っていて、
二割に不満があったとします。
そのどちらに目が向くかで、満足するか不満なのかが分かれます。
まず、マイナスがわずかでも、そちらにしか目が向かない人は
転職を繰り返すことになります。
プラス面が五割を超えていれば、その職場はかなりいい職場、
あなたにあった職場だと思ってください。
しかし、たとえプラス面が一割でも、
そのプラス面が二割三割に増えて、
気が付いてみると総計で八割になる可能性もあることを
覚えておいてください。
次に、まったく良いところがなかったら転職を勧めますが、
一つでもいい点があったらそこだけを見て、
しばらくはその仕事を続けてみることです。
一年間頑張ってみたらどうでしょうか。
経験を積むことで、新たな良さが見つかることもあります。
逆に転職しても、この見極めを上手に見つけることで、
自分にあった職場に出会うことができるはずです。
三番目に、それでもいい職場が、
見つからない場合はどうすればいいでしょうか。
一番頼りになるのは、自分の経験と感性です。
自分を自分で分析するのです。
自分の経験の中で、楽しかったり、興味が持てたりした仕事や経験を
思い出して整理して見れば、自分は何に関心があり、
何に向いているのかが自然とわかってきます。
これまでの経験から、「これ」といったものがなかった場合は、
転職はしばらく見合わせて、
しばらく今の仕事を続けてみてはいかがでしょうか。

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