本日の心理学・名言1373-2

@迷いと悩みは違う。
迷いながら決定したことは、大抵後悔する。
人の悩みの八割は悩みではなく、迷いです。
A案にしようかな、B案にしようかな、と決定できずに迷うのです。
迷ってもなかなか決められないので悩むのです。
そして、決定してもうまくいかないからいっそう迷うのです。
心から「よし、これでいい!」という決断を何度かしていると、
だんだん決断が上手になるのですが、
そういう決断が出来ないからこそ
決断することがヘタになってしまうのです。
しかも、迷いに迷って決断に長い時間がかかる割には、
後悔することが多いのです。
迷う人はどうすればいいのでしょうか。
迷う状態にもよりますが、
もし、A案もB案も、どちらもしたくて迷っている時は、
どちらを選択しても正解です。
しかし、A案もB案も、どちらも気が進まなくて迷っている時は、
どちらにも決定しない方が無難です。
何もしなかったことを後悔するなら、
何かをして後悔するほうがいいですが、
しかし、気が進まなくて迷っている時には、
何もしないほうが被害は少ないものです。
どちらも不正解であることが多いからです。
では、どうして人はこんなにも迷ってしまうのでしょうか。
それは、自分の気持ちが分からないからです。
自分の本当の気持ち分からないから、物事を決断できないのです。
自分の本当の気持ちを知るには、
良き友、良き恋人、良き伴侶が必要です。
語り合うことで、自分の本当の気持ちを
鏡のように映し出してもらうのです。
人はそうやって自分の気持ちを知る動物なのです。
だから人は人を必要とするのです。

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