本日の心理学・名言1363-4

@『人を動かす』
部下・後輩を動かすために、今まで叱咤・激励してきた・・・
しかし、彼らは期待するほどの成果をなかなか出さなかった・・・
「彼らの努力が足りないからだ・・・」
「叱咤・激励が足りないのだ・・」
「もっと課題を与えないとダメだ・・・」と考え、更に強化してみた・・・・
でも・・・・成果は挙がらなかった・・・・
何故?何故?何故?
ずっと悩み続けてた・・・・・
ある時、部下・後輩に
「怒られるから言われたことをただやっている。
怖いからやっている。たぶん評価されてない・・・」と
言われているのを聞いた・・・
目からウロコが落ちた瞬間だった・・・・
彼らが悪いのではない・・・・
自分が悪いんだと気が付いた瞬間でもあった・・・
今まで、自分が叱咤・激励しないと、彼らはサボる。
叱咤・激励しないと自分では成長できない。
叱咤・激励するのが自分の役目だ、と確信していた・・・・
しかし、圧倒的に欠けているものがあった・・・
それは・・・彼らへの【期待】だった・・・
正直、自分は今まで、彼らのことを信用していないし、能力も劣ると思っていた・・・・
そして【期待】など全くしていなかった・・・
彼らは、自分のそうした思いを敏感に感じ取っていたのだ・・・
もし自分が上司・先輩にそのような態度を取られたら、
同様にモチベーションも上がらないだろう。
これからは、彼らにまず【期待】しよう!!
上記のことは【ピグマリオン効果】といい、
自分が相手に期待すれば、相手はそれに応えようとする現象です。
また、実証されている効果でもあります。
人を動かしたい方、是非参考にしてくださいね。