本日の心理学・名言1910-2

一つのことを身につけつためには苦心が伴います。
一歩々々前進するためには努力がいります。
一つのことを解決するためには工夫せねばなりません。
何事でも苦心、努力、工夫をする時には、心は深く入ります。楽なことなら心は入りません。神様は、「楽々では受け取れん」と
仰せ下さっています。

神様は、「心に乗りて働く」とも仰せられておりますが、つまり心次第ということで、心が深ければ深い御守護、広ければ広い御守護、狭ければ狭い御守護、浅ければ浅い御守護を下さるということです。

そこで人間は、苦心、努力、工夫をしなければならない立場に、自分を置くことが大切だということになると思います。つまり、それは何事に対しても、責任をもつということで、責任を持たなければ苦労が伴わないからです。

責任感をもった人間が、しっかり苦労し、努力し、工夫するところに、運命の大転換(いんねん(注1)の切り替え)がなされるのです。
by話の台第三集
(注1)いんねん:本来は仏教用語で直接的原因(因)と間接的条件(縁)とによって様々な結果(果)を生起することを意味しますが、ここでは仏教の因果応報とは違い、その奥に陽気ぐらし(注2)へと導こうとする神様の御心があることを意味しています。
(注2)陽気ぐらし:互い立てあいたすけあって共に生き、
何を見てもいつ、どこで、何が起こっても陽気に明るく受け止めてゆく心の姿勢です。

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