本日の心理学・名言1307-4

@神様は「親が子となり子が親となって、恩の報じあいをするのや」と教えて下さいました。
子供を産み育てて、十年、二十年かけて成人の世話取りをしてみて、親にお返しできない大恩を子育てによって、幾らかでも報じさせてもらうのだとつくづく思います。
「子宝」は天からの大切なお預かりものとして、報恩と感謝の気持ちで喜んで丹精するのが、親の勤めであります。
神様の御用をする先生は、親と夫に頭を下げて喜んで通れば、頭の良い、素直で健康な子が出来る。親孝行のしすぎはない。余ればみな子供に返して下さる。親孝行は察してするもの。夫にはやさしく温かく、それでいて積極的に心を致すもの。
子供は成人に応じて、言うて聞かせ、して見せて、気永く楽しんで育てるものと、聞かせてくださいました。
後天的な環境も躾も、もちろん大切ですが、嬉しい楽しい結婚をし、夫婦・親子・兄弟が仲むつまじく、報恩感謝の陽気ぐらし(注)の中に産み育てた子は、親から代を重ねるはど、また時代や教育が進むほど、真理に対して素直な子が育ちます。
昨今は、いろいろの都合で子供を制限する向きもありますが、これは恩のある魂の連続性を阻むことになるのですから、その代わりに精一杯に人助けをして、償いをせねばなりません。
親も宝、子も宝ではありますが、子供だけが、最も大切な宝のように思い違うては、真理を外すことになり、十分な子育てとは申せません。by話の台第三集
(注)陽気ぐらし:互いに良き所は伸ばし合い、足りない所は補い合って、たすけたり、たすけられたりしながら、共に生き、何を見ても、いつ、どこで、何が起こっても決して不足なく陽気に明るく受け止めてゆく心の姿勢です

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