本日の心理学・名言1306-4

@一般的には、相手の話す悪口やグチは聞きたくないものです。
ですが、それを「相手を理解する材料」として聴くようにすると、
人を理解する力を高めていくことができます。
人を理解する力が高まると、自分を理解する力や、人と良好な関係をつくる土台にもなっていきます。
そんな理解力を高めるためには、相手の話から、「相手が大切にしたいこと」を理解できるような聴き方をすると良いでしょう。
たとえば、
「Aさんは仕事が雑だから困る」みたいに話しているとしたら、
これを「Aさんに対する不満や悪口」として考えるのではなく、
この人(話している人)は、「仕事は丁寧にやるべき」という
考え方を持っているのかもしれない、と想像していきます。
「Bさんは私語ばかりで全然仕事をやっていない」
みたいに話しているのならば、
やはり、これを「Bさんへの不満や悪口」として考えるのではなく、
この人は「仕事中は仕事に集中すべき」などの考えを
持っているのかもしれない、と想像していくのです。
相手の不満や悪口は、相手が大切にしていることの裏返しです。
相手を理解する、1つのきっかけにしてみるのはいかがでしょうか。
by【自己維新】3237話