本日の心理学・名言1303-2

@神様は、銘々の心遣いが積もり重なり、それがやがて「いんねん」(注1)となって、善悪いずれかの姿形をもって現れてくると仰せ頂いております。
しかし、よい「いんねん」が現れたのであれば、喜びもし、勇んでも通れますが、悪い「ふし」(注2)に巡り会えば、誰しも難儀苦労の道から逃れたくなるのが人の常でありましょう。
私どもは、この「ふし」を見せて頂いた時にこそ思案を深くして、神様の思し召し、すなわち「ふし」を見せてお導き下さる親心を悟ることがかんではないでしょうか。
今、神様は自分に対してなんと言って語りかけて下さっているのだろうか。神様の思し召はどこにあるのだろうかと、神様の声を身近に聞かせて頂こうという気持ちこそ、わすれてはならない大切な心のあり方ではないでしょうか。
そのように真意をくみとらせて頂くところに、真に救われる道があると思います。by話の台第二集
(注1)いんねん:直接的原因(因)と、間接的条件(縁)とによって様々な結果(果)を生起することをいいますが、ここで言う「いんねん」は、仏教などの因果応報とは違い、更にその奥に陽気ぐらしへと導こうとされる神様の思し召しがあるということを意味しています。陽気ぐらし~:互いに良い所はのばし合い、足りない所は補い合って、たすけたり、たすけられたりしながら共に生きることを言います
(注2)ふし:心の成人を促す神様からのメッセージ
トップページへ戻る