本日の心理学・名言1207-2

@幸福論の言葉で真っ先に思い出す人に、作家の故・三浦綾子さんがいる。
三浦さんの人生は難病の連続だった。
次々と襲いかかる難病。それだけで絶望し、人生を呪っても不思議はない。
だが三浦さんは常に明るく、ユーモアに溢れていた。
「これだけ難病に押しかけられたら,普通の人なら精神的に参ってしまいますね」
という質問に三浦さんは笑顔で答えた。
「神様が何か思し召しがあって、私を病気にしたんだと思っています。
神様にひいきにされていると思うこともあります。特別に目をかけられ、特別に任務を与えられたと……。 いい気なもんですねぇ(笑)」
誰の人生にも絶望的な状況はある。だが、心が受け入れない限り、絶望はない。
同様に、誰の人生にも不幸な状況はある。しかし、心が受け入れない限り、不幸はない。
三浦さんの生き方は、そのことを教えてくれているように思う。
その三浦さんがこんな言葉を残している。「九つまで満ち足りていて、十のうち一つだけしか不満がない時でさえ、 人間はまずその不満を真っ先に口から出し、文句をいいつづけるものなのだ。自分を顧みてつくづくそう思う。なぜわたしたちは不満を後まわしにし、感謝すべきことを先に言わないのだろうトップページへ戻る