本日の心理学・名言1183-5

@何でも良いほうへと考える
物事はどう考えたらいいか。「自分に起こることは、どんなことでも自分にとって必要でプラスになる」と考えるのがいいのです。最近流行の「プラス思考」というのはこういう考え方を指しています。
良いことが起きたときは誰もが良い方へと考えられます。しかし、悪いことが起きた時に、それを「自分にプラス」とは考えにくいものです。試験に落っこちたり、大怪我したり、家族が病気になったり、リストラされたり・・・こういう時「よかったね」とは自分にも他人にも言えることではありません。
ですが人生の真実は外面に現れた事柄を、私たちが表面的に解釈してすむほど単純ではありません。無意識の世界も含め、幼児体験、育った環境、ライフイベント(就職、結婚、離婚、関係者の死など)などなど様々は背景によって「仮定の世界」「準拠枠」と呼ばれる自己認知の世界は常に変化し続けているからなのです。
つまり、人生は私たちの思考をはるかに超えているということなのです。ですから、私たちは自分の身に起きたことで、がっかりしたり悲しんだりして、それでもう人生は終わったと思うのは間違いと言えるのですトップページへ戻る