本日の心理学・名言1180-2

@大いなる可能性を逸する六つの理由
1:成長への欲求は本来弱いもので容易に抑えられてしまう(勉強することの大切さを知りつつ、遊びの方が面白くてそちらに流される)。
2:欲求の根底にある本能を悪いものと解釈しがちである(「なぜ、出世したいのか」との問いに「お金がほしい」「異性にモテたい」と答えた人が多かった。同時にそういう欲求を「恥ずかしい」という気持ちもある)。
3:安定を求める気持ちが強く、不安、心配、見通しのなさを嫌う(人間が普通の状態で七割から八割マイナス思考になるのは安定を求めるからで、それが文明の発達を促す原動力になった)。
4:成長の過程で起きると予想される苦痛を避ける気持ちが強い(つらいこと、苦しいことは誰もが好まない)。
5:文明の発達と文化の進展が満足を与え新しい冒険を疎外する(戦後の豊かな生活が招いた様々なマイナスの変化がこれに相当する)。
6:現状を保ち続けようとして習慣を破りたがらない(現在の日本のおかれている状況がまさにこれ!変革を求められていながら政治家や官僚、産業人の多くは既得権益の防衛に奔走している)。組織も個人もこうした理由によって、秘められた、より大きな可能性を自ら封じ込んでいるのです。人から賞賛されたり、自分自身で満足できるような成果を上げた人は実はこの殻を破った人であります。
いかがでしょうか。これらの項目が意味しているのは、すべては自分自身の選択にかかっているということです。今の人生が思わしくないとしたら、その理由はあなた自身が「そうなるような選択」をしてきたからに他なりません。トップページへ戻る