本日の心理学・名言1125-6

@批判力もこう使えば“頼もしい武器”に
もともと皮肉が習慣となっている人は、「どこに問題があるがあるか」を見つけるのに天才的な能力を持っています。鋭い嗅覚で、的確に問題を見抜いてしまうのです。したがって、それを肯定的に使えば、自分の「いいところ」を伸ばす為に役立てることが可能になるのです。
批判力は自分のあやまりをただし、作り変えるカギなのです。そして、それを有効に行うには、ちょっとしたコツがあります。
それは“提案型”の批判を心がけることです。「自分は完全に間違えている」というような批判ではダメです。それでは問題が漠然としすぎていて、取り組むべき課題が見えてきません。そうではなく、「~~をやるため、~~したらどうか?」という具合に提案するようにしましょう。
取り組むべき課題が見えてきたら、次に行動計画を立ててみるのです。その時も持ち前の批判力を使って、自分に甘すぎない目標を立てるように努めましょう。また、批判しがちな人は、その批判力を自分に向けることで、プラスの方向に転じることができるのです。他人の粗探しをするときにその力を使うのは間違いですが、自分自身を変えることに使うのであれば、これほど頼もしい武器はありません。
批判力を他人に向けているうちは危険ですが、自分の欠点を改善し、理想の人間につくり変えるための武器にするなら、極めて役に立つ道具となってくれるのです。トップページへ戻る