本日の心理学・名言1124

@心配性の人たちは、「うまくいかない可能性のあることは、本当にうまくいかない」という、例のマーフィーの法則を自分で実践しているかのようです。
物事をたえず悲観的に見ている人たちは、想像しうる限りの“悲劇”を心配しているため、いつも落ち着きがなく、悪い結果を避けようとあれこれもがいて準備をするのですが、それによってさらに心配が増してしまうのです。
世の中には、自分がどうにかできるものと、できないものがあります。こんなフレーズがあります。「変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両者を見分ける英知をお与えください」
確かに、この二つを見分けるのは難しいことかもしれませんが、心配性の人たちは、この「自分ではどうにもならないこと」ばかりなんとかしようとするから、疲れ果ててしまうのです。
将来に備え、心を砕くことで、予想外の事態に陥る確率は下がるかもしれません。しかし、度を越した“不安な気持ち”は、建設的な方向に向かうことはめったになく、ただ自分を暗い気持ちにさせるだけなのです。
「自分ではどうにもならないこと」をあれこれ心配するより、「自分の力で変えられる事」、すなわち、「自分の心の持ち方」を変えたほうが絶対人生はうまくいくのです。
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