本日の心理学・名言1121-6

@昔、修道院の壁にこんな文句がかかっていました。
「人間をあるがままに受け入れることのできる者のところに愛は訪れる」
他人の不完全さに鷹揚(注)になればなるほど、自由で物事にとらわれない包容力の大きな世界が広がっていくのです。
われわれはみんな感情の動物であり、その感情すべてに責任はもてません。肝心なのはその感情をいかに表現するかということなのです。
(注:おうよう=小さなことにこだわらずゆったりとしているさま)
フロイトによれば感情の抑圧はすべての精神の病の元になるそうです。
ある意味で、フロイトは正しいのですが、われわれには無意識から湧き上がってくるさまざまな感情があります。だからそんな感情がまるでないかのように生きようとするのは間違っているのです。
しかし否定的な感情は話せば話すほど、その感情を強めることになり、否定的な感情としての信任状を与え、力として認めてしまうことになる場合もたびたびありますので、その認識を持つ注意が必要となります。トップページへ戻る

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