本日の心理学・名言1119-7

「苦しみから逃れようとしたり、苦痛を前にして目を閉じてはいけない。
今苦しんでいる人々と共にいる方法を何とかして見つけなさい。
個人的に交際してもいいし、訪問してもいい。
映像や音声といったメディアを通じて、自分に関心を引きつけておく方法もある。
そのような方法をとることで、あなた自身だけでなく周りの人々も世界の不幸な現実に目覚めることができるのです」

「確かに人生は不幸に満ちている。
しかしまたすばらしいものも多いのだ。~~青い空や日の光、汚れのない赤ん坊の瞳~~苦しみだけではこの地球は形づくれない。

あなたは人生の不可思議さ、運命の神秘に心から感じ入ったことがあるだろうか。
それはわれわれ自身の中にも、われわれのまわりにも、いつでもどこでにでもあるのです。
青い空の美しさを満喫するのに何か特別な努力が必要だろうか?何か訓練が必要だろうか?いや、ただそれを楽しむだけでいいのです。どこにいても、いつでも、われわれは日の光を思う存分浴びることができるのです。
会話を楽しめる相手がいることだって喜びの一つです。
自分の息づかいの感覚でさえ楽しむことができるのです。
呼吸を楽しむことは、ますぐにここで味わえるはずなのです。
不幸だけに気を奪われて毎日を送るとしたら、それは実に悲しいことである」
byベトナム人ティック・ニャット・ハン僧
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