本日の心理学・名言1088-3

@いい聞き手になる
いい聞き手とは、相手の話を途中でさえぎる癖を持たないだけではありません。自分の番が来るのをイライラと待つのではなく、相手が言いたいことをすっかり話し終えるまで満足して聞き手にまわるということなのです。
ある意味で、相手の話がうまく聞けないというのは私たちの生き方を象徴しています。
私たちはコミュニケーションを一種のレースのようにとらえがちです。
相手の話が終わると同時に話し出す、という時間競争が目標になっているかのようです。
反応する速度をゆるめて相手の話をじっくりと聞くと、もっと穏やかな人になれます。
それはプレッシャーがなくなるからです。目の前の相手(電話の相手でも)が何を言うのだろうか、それにどう応じようかとじりじり待つのは、ものすごくエネルギーがいるし、ストレスもたまることにお気付きでしょう。
ですが、相手の話を最後までじっくり聞いていると、そのプレッシャーが消えていくのに気づくでしょう。たちまち気分がリラックスし、その気分は相手に伝染します。
相手もあなたと時間競争をする必要はないんだと感じて、ゆったりしてきます。
いい聞き手になると忍耐強い人になれるだけではなく、
人間関係の質も向上させることができます。
みんな自分の話をちゃんと聞いてくれる人と話をしたがるものなのです。
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