本日の心理学・名言1084-3

@忍耐は、慎重な訓練によって強化できます。
実際に時間を区切って訓練する方法が効果的です。
これから忍耐を自習しようと決め、そのために時間をとるのです。
人生は教室、学科は忍耐というわけです。
最初は五分から始めて、慣れるに従って時間を延ばして行きます。
まず自分に「よし、これから五分間、絶対にイライラしないぞ。忍耐強くなるぞ」と言い聞かせます。やってみるとびっくりするほどの効果があります。
忍耐しようと意識すると、不思議なことに忍耐の井戸が深くなります。
ほんの五分でも忍耐することを覚えると、自分が本当は忍耐できる人間だと分かり、もっと時間を延ばしてもいいという気分になります。
それを繰り返していけば、本当に忍耐強い人になれるかもしれません。
忍耐強くなると、客観的な視点がキープ出来ます。
大変な状況のときでも目の前の問題が「生死に関わる大事件で」ではなく、落ち着けばすぐ解決する「ちょっとしたこと」に過ぎないと思えるようになります。
そうじゃないと同じシナリオが非常事態に変わり、怒鳴ったり叫んだり血圧が上がったりと修羅場になってしまいます。そこまですることはないのです。
子供、上司、気難しい人、困った事態・・・相手は誰であれ小さいことにクヨクヨしない為には、忍耐力の強化が先決です。トップページへ戻る