本日の心理学・名言1085

@自分に問いかける質問で一番重いのは「私は正しいことを求めているのか、幸せになることを求めているのか?」ではないだろうか。
しかし、ほとんどの場合、この二つは相容れません。
いつも正しくあろうと努めるのはものすごいエネルギーがいりますし、人を遠ざけることにもなります。正しいのは自分だ、間違っているのは相手だと思いたい気持ちは、相手に守りの姿勢に入らせ、自分を正当化するプレッシャーも強まります。
いまよりもっと心豊かな人になりたいなら、相手に勝ちを譲る練習するに限ります。相手を正すのをやめる。その癖を変えるのは大変かもしれませんが、努力するだけの価値はあります。
相手が「・・・・するべきじゃないかな」と言った時には「いや、そうじゃないないよ」と反論せずに、相手の意見を尊重しましょう。相手はもっと心を開き態度を和らげるでしょう。あなたは思いがけないほど相手から認められ、受け入れられるでしょう。
人の幸せに加担し、その嬉しそうな顔を見る楽しみは、エゴの戦いの成果などとは比べられないご褒美です。自分にとって最も大切な意見まで曲げる必要はありませんが、今日からは「たいていは相手の方が正しい」と思うことにしましょう。トップページへ戻る