本日の心理学・名言1073

@人は、自分の個性や能力を発揮している姿が一番美しく、尊いものです。
その姿を応援するのが命の礼賛(らいさん)です。
悦びに共感することが励ましであり、応援です。
「がんばれ!」などと言うことが応援ではありません。
最高の応援は、悦びに共感し、我が事のように一緒に悦ぶことです。
「悦びを分かち合う悦び」を知っている人は誰でも出来ます。
相手の都合や立場を気遣うこと。これも命の礼賛です。
例えば相手に電話する時、相手の都合を無視するというのは立派な暴力なのです。
これは相手の心の痛みを慮る心とも共通することです。
相手の悲しみや苦しみを知ろうとする心の配慮です。
またこれは、己の欲せざるところ人に施すことなかれ、と似ています。
自分がされてイヤなことは、人にもしないように気をつけるということです。
そういう相手の心の痛みを慮り、相手を思いやる心がないと、知らぬ間に人にイヤなことを押付けて相手を不愉快にさせてしまいます。
命の否定になってしまいます。相手の心の痛みを慮ることが励ましのエールなるのです。
*     礼賛(らいさん):すばらしいものとして、ほめたたえること。また、ありがたく思うこと
*     慮る(おもんばかる):周囲の状況などをよくよく考えること
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