本日の心理学・名言1051

@迷いと悩みは違う。迷いながら決定したことは、大抵後悔する
人の悩みの八割は悩みではなく,迷いです。A案にしようかな、B案にしようかな、と決定できずに迷うのです。迷ってもなかなか決められないので悩むのです。そして、決定してもうまくいかないからいっそう迷うのです。
心から「よし、これでいい!」という決断を何度かしていると、だんだん決断が上手になるのですが、そういう決断が出来ないからこそ決断することがヘタになってしまうのです。しかも、迷いに迷って決断に長い時間がかかる割には、後悔することが多いのです。
迷う人はどうすればいいのでしょうか。
迷う状態にもよりますが、もし、A案もB案も、どちらもしたくて迷っている時は、どちらを選択しても正解です。しかし、A案もB案も、どちらも気が進まなくて迷っている時は、どちらにも決定しない方が無難です。何もしなかったことを後悔するなら、何かをして後悔するほうがいいですが、しかし、気が進まなくて迷っている時には、何もしないほうが被害は少ないものです。
どちらも不正解であることが多いからです。
では、どうして人はこんなにも迷ってしまうのでしょうか。
それは、自分の気持ちが分からないからです。自分の本当の気持ち分からないから、物事を決断できないのです。自分の本当の気持ちを知るには、良き友、良き恋人、良き伴侶が必要です。語り合うことで、自分の本当の気持ちを鏡のように映し出してもらうのです。
人はそうやって自分の気持ちを知る動物なのです。
だから人は人を必要とするのです。トップページへ戻る