本日の心理学・名言1049

@自己卑下、自己不信、自己嫌悪、そして人間不信は、必ずセットで発生する
人を信じられないという人は、実は自分を信じられない人です。
自分の気持ちや自分の直感を信じられないのです。
そういう人は、「自分ですら自分の気持ちを信じられないのだ、まして人のことなど信じられる道理がない」という風に、自己不信に陥っています。
そればかりではありません。
自分の直感を頼れない自分に自信を失い、いじけたり、いたずらに自己卑下したり、自己嫌悪したりします。自己嫌悪したり、自己卑下している人は、みんなに否定のサインを出してしまいますので、人付き合いもうまくいかなくなります。こうしてますます自己尊重できなくなって、自己卑下、自己不信、自己嫌悪を強めてしまうのです。
そういう人は次のような言い訳をします。
「今まで間違ったものばかりを信じて失敗ばかりしてきた。その私が“信用できる”と思うものなんて信用できない」というものです。悪循環ですね。
こうしてニセモノをホンモノと思ってつかんでは失敗し、いっそう自己不信や自己卑下を強めてしまうのです。こんなウソだらけの信用できない自分ですから、人の心もウソだろうと思います。これが人間不信です。自分自身が証拠ですから、そういう人の人間不信は筋金入りです。
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