本日の名言1024

@これ以上惨めになりたくない。と思っている人は、プライドという鎧をつけて、自分が傷つくことから守ろうとします。ところが、プライドという鎧で自分の身を守ろうとすると、知らぬ間に自分の体から拒絶のサインが出てしまいます。
困ったことに、その拒絶のサインが、最も自分に愛を注いでくれている人を最も傷つけしまうのです。その為、心温かい人ほど、遠ざかってしまいます。
逆説的ですが、実は「人を愛する」ことで、自分の身を守れます。愛する時、人は無防備な状態になっていますが、しかし、相手の怒りよりも強い力で愛すれば、自分の身を守ることが出来るのです。
しかし、愛の少ない人にとっては、それは大変危険な行為に見えます。なぜなら、愛するという行為は、無防備な状態になるため、相手の攻撃をモロに受けてしまうからです。確かに、心を開いた量に比例してボロボロにされることは事実です。
でもここにジレンマがあります。心に愛のない人は人ほど心を開かないので、自分の愛を相手に伝えることが出来なくなりますし、また、相手からの愛をもらうことも出来なくなります。
心を開く為に愛が必要なのに、プライドという鎧で愛を拒絶しているので、愛が入らないのです。プライドの高い人は、このジレンマから抜け出せない人々なのです。
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