本日の名言946

@:「目下の人」をほめるつき合い方~下には自然体で何でも言えるのに、上に対しては妙にへりくだってしまうというのは、日本のような人間関係を重視する社会では当たり前です。
また、上に対して腰が引ける傾向の強い人がそれを直そうとしても、上への批判は怖くてまずできません。むしろ、この場合、改善できるとしたら下への接し方でしょう。
「ときには、下をほめる」ようにしてはどうでしょうか。
下をほめるということは、それほど簡単ではありません。
まず、自分の地位やプライドが邪魔をします。
でも、思い切ってほめてみると、下の人は喜んでくれるし、こちらの意を酌んで動いてくれるし、好意を持つようにもなりますから、職場の雰囲気も和やかになること請け合いです。
部署の成績も上がって、上司の覚えもますますめでたくなって、いいことずくめです。
こういうタイプの人は、おそらく順調に出世していくでしょう。
このまま上下関係を改善せずにいくと、自分が長になったとき、下からの意見に耳を貸さない硬直化した関係になりかねません。
そのときを見通して、今から下の人と上手に意思疎通を図りながら意を体して動いてくれる部下を育てておくことが、最も賢く、ベストの道といえるでしょう。
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