@A:
ゲシュタルト崩壊
知覚における現象のひとつ。
全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われ、
個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。
幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られるが、
聴覚や皮膚感覚においても生じうる。
@B:
#リバース・オーダー・クエスチョン・テクニック
嘘を見破る尋問方法。
人は実際の出来事であれば、
起きた順序でも逆の順序でもスラスラと喋ることができる。
しかし、作り話の場合、一方向にしか考えることしかできない。
そのため話を逆にすると破綻が生じる。
@C:
#知覚の恒常現象
網膜の映像は、同じ大きさのものでも、
それを見る者との距離が遠ければ小さく、
近づけば大きく感覚されるはずです。
それにもかかわらず、比較的同一に見える現象があります。
この現象を「知覚の恒常現象」と言います。
例えば、
自動車からの距離が遠くなってもミニカーには見えない、
などです。
@D:
#快楽原理
快楽原則は人間が快楽を求め苦痛を避けること、
すなわち生理学的・心理学的な必要を満そうとすることを表す。
必要であれば充足を延期する現実原則がこれと対を成す。
現実原則を快楽原則と対立するものとは考えず、
快楽原則の変形されたものと考えたフロイトは、
人の心の発達の過程において、
現実原則の支配を重要であると考え、
現実原理を確立することこそが
人の自我発達の最も強力な力となると考えた。