本日の心理学・名言19932-7

己を知る
A

能力から考える
人から受けた評価を振り返る
#人よりも上手にできることを見つける

#人が嫌がることで、自分なら平気なことを見つける

B

性格・性質から考える
人から受けた評価を振り返る
#短所を裏返して考えてみる

#性格特性語のリストから自分に当てはまるものを探す
性格特性語の例:自制心が強い、知的な、洗練された、清潔な、情熱的な、たくましい、積極的な、
エネルギッシュな、健康な、快活な、おおらかな、やさしい、思いやりのある、社交的な、明るい、
素直な、あっさりした、聞き上手な、まじめな、寛大な、誠実な、情熱的な、忠実な、理解力のある、
信用できる、頼りになる、心の広い、責任感が強い、決断力がある、礼儀正しい、勤勉である、
自己反省的である
などなど

C
動機・価値観から考える
自分は何がやりたいのか。
#自分が成し遂げなければいけないと思うことは何か。

#自分は何をすることに意味や価値を感じるのか。
上記のABCを少し学び、練習すると、3分で30個くらい、
カンタンに発見できるようになったりします。
長所・個性がわかると良い点は、
まず「自信を持てる」「自分を肯定できる」「自分を好きになる」ということです。
何ができるか、何が向いているかわからない、

やりたいことがよくわからない、
できるかどうか不安。どうせ自分にはできない。

私には成功体験がない・・・
このように考えてしまうのは、たいてい、
「自分のことをよく知らない」状態のときです。

その状態から、自信・肯定・好きになっていくには、
「私は~ができる」

「新しいことができるようになっていく力を持っている」
「何を大切にしていて、何に心を動かされるのかわかっている」
「どんな経験を積み、そこからどんな学びを発見したのか理解している」
「私の力を引き出すにはどうすれば良いのかがわかっている」など、
自分を深く理解していくことなのです。

自分を知る。
この言葉に、ネガティブな反応を示す人が、結構な割合でいるのです。

それらは、自分の「ダメな点」や、
「直す・正す必要があること」「克服しなければならないこと」「恥ずかしい過去」などを
連想していて、自分を知ることが、苦痛をともなうことだと感じているからかもしれません。
ですが、自分を知ることは、持っている力や、

本来の好きなことに気づくためのものなので、本来、楽しくなっていく作業です。
ダメなものをなおすようなニュアンスではなく、
持っている良い面を磨いていくような方法です。
また、過去の自分を見ることだけが自分を知る作業ではありません。

「未来に向けて、何を考え、想像しているのか?」とか、
「どんな私になりたいのか?」など、
未来に向けてあれこれ考えているとき、
そこにも「自分らしさの大切な一面」が含まれているのです。
そんな未来に向けたワクワクの中から、自分らしさを発見していくのですね。