本日の心理学・名言19916-7

良い面を見ようと思っても、どうしても悪い面ばかり見てしまう。
そして、悪い面を見ている自分を責めてしまったり、自分に落胆してしまったり・・・。
こんなサイクルに入ると、ちょっとツライですよね。
こんなとき、「活用思考」が役立ちます。
悪い面を見てしまうのだから、それを活用してしまおう!ということです。
この場合、悪い面を見ても、とりあえず、それはそれでOK!と考えて、
そこから、「悪い面」を改善する方法を考えたり、
「悪い面」の中にも、実は「良い部分」があるのではないか?
などと考えてみたりするのです。

たとえば、「今日こそ行動しようと思ったのに、行動できなかった(行動力のない私)」
みたいに、悪い面として考えたとします。
このとき、「どうして私はいつも行動できないのだろう?」と考え始めてしまうと、
どんどん嫌な気持ちになってしまいます。
そこで、この流れを変えるために、
「今日は行動できなかったけれど、明日以降行動していくには、
どんな改善や工夫ができるだろう?」

そんな質問をしていくと、新しい可能性が見えてくるでしょう。
または、「今日行動できなかったが、そこにも何か意味があるのでは?」
そんな質問をすると、「もっと楽しい目標を見つけたほうが良い、というサインかも」とか、
「今日は疲れていて、身体を休めたいという思いがあったんだ」などと、
プラスの意味合いも見えてくるかもしれません。
物事の解釈は自分次第なのですから、仮に「悪い面を見てしまう」のだとしても、
「悪い面を見ることにも、プラスの面がある」という解釈をして、
新しい発想を広げていってもいいんですね。

すべては理想の実現につながる。すべては活用できる。
すべては可能性を広げることにつなげられる。
そんな、思考の軸・土台を持っておくのはいかがでしょうか?