本日の心理学・名言19428-3

A
自分の親に100%満足している子供はひとりもいない~
親は完璧でないのですから当たり前です。
でも、完璧でないからこそ、友情物語が生まれ恋愛したくなるのです。
人は、人と交わることで親からもらい損ねたものを補うのです。
だから人は人を求めるのです。

親が完璧だったら、人は誰とも交わる必要はなくなります。

さて、親からの愛が十分でなかったのは、あなたが悪い子だからではなく、
親が完璧でなかったからです。
親はもっと愛を出したかったのですが、愛を出せなかったのです。

無い袖は振れなかったのです。
愛情は、誰からもらっても同じです。

親からしかもらえないわけではありません。
親以上に自分のことを愛してくれる人は大勢います。
親以上に自分の幸せを願ってくれる人も大勢います。
十五歳を過ぎたら、そういう人と交わって愛をもらうことです。
親に愛されなかったことを悲しんでいるヒマがあったら、
親以外の人との心の交流をして愛をもらうことです。

B
みなさんの中で、
家族とか親戚とか、身近な方が亡くなったという人はいませんか。
私の勤めている会社の社員が、この年末に亡くなりました。
私よりひとまわり若い女性なんですけれど、癌で。
去年の一月に出社してきたきり、1年ぐらい闘病生活をしていました。
癌があちこちに転移して、12月に亡くなりました。
もういくら呼んでも彼女は答えない。死っていうのはそういうものです。
絶対戻ってこない。だから、死者と我われは界(さかい)を異にしている。
私の母親も私が30歳のときに亡くなりましたが、
エネルギーが全くなくなったとき人は死ぬんです。
生命っていうのはエネルギーなんです。

そのエネルギーを何に使うかというのが人生です。
人間はエネルギーのある間だけです。
その間にエネルギーを何に使うか。それが人生です。
by
偉人たちの一日一言