本日の心理学・名言19088-7

A
人は誰でも、自分は価値のある人間だと思いたいものです。

自分は特別だ、と思いたいものです。
逆に、ダメな人間だと思いたくないものです。
そのため。特別な自分は人よりも一枚上を行きたくなるものです。
劣等感の裏返しとして、プライドが高くなるのです。

でも、プライドのために自分の本当の心が見えなくなってしまいます。
自分の本当の姿をカモフラージュするためのプライドですから、
これがあると自分の心が見えなくなります。

人を理解することも人と共感することも出来なくなります。
自分を最低だ!と認める勇気のない人間は、人の欠点を許すことが出来ません。
人の欠点を見るとイライラしてしまうのです。

特に、自分と同じように劣等感の裏返しとして、
プライド持っている人間を嫌悪します。
自分の情けない姿を見せ付けられているようでイヤになるのです。
一方、自分の醜さを見つけた人は、自分の長所も見つけられるようになります。

何故か、自分の悪いところを見た後ではないと、
自分の素晴らしい個性は見えてきません。
勇気のない人は、イライラするばかりで人を批判するだけの人となります。

才能を殺す人です。

B
前向き人間は難しい仕事に取り組む時、

常に成功の確信を持っているはずはないのです。
しかし彼らは可能性をとことん追求してみるのです。
データをできる限り前向きに検討し、
もしわずかでも成功の望みが見出されれば、
もう黙って引き下がることができない人間たちなのです。
不可能なことを「達成できるはずだ」
とあえて信じようとする人間は非常に少ないのです。
そうした人間は山頂を征服する方法を知らなくても、
それにはかまわず山を登り始めます。
そしてたいていの場合、そうした人間だけが頂上にたどり着けるのです。