本日の名言883

@忘れることにも大いなる恵みがある~
つまり、一番大切なことを忘れないために、あるいはもっと大切なことを覚えるために、どうでもよいことは、きれいさっぱり忘れるよう努力をするということなのです。
興味があるのは、その努力とはどんなものかということです。
それは「忘れることを気にしない」の一言に尽きるようです。忘れることを気にしないということは、選別ではなく成り行きによって忘れてしまったら、「覚えておく必要がなかったのだ」と解釈する一種の消去法です。
忘れることのもう一つの効用は、過去へのこだわりが希薄になっていくことです。過去の出来事にこだわってくよくよしていると、後ろ向きの人生になってきます。現実にはそういう人が世の中には大勢います。くよくよしたり、思い煩ってしまうのは過去を忘れられないからです。
楽天的な人、立ち直りの早い人は過去の嫌なことを忘れられる人なのです。

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