本日の心理学・名言18832-7

A
個人が持つ能力差はそんなに変わるものではありません。

問題になるのは人生におけるこの“ほんのちょっとの差”は、
どこから生じてくるかです。
一つは謙虚さということです。
何かがうまく行っても決しておごらない。
自分の自慢をしたり勝ち誇ったような態度をとらない。
謙虚さとはそういうことですが、
謙虚にしている方が、
人生のいろいろな場面で。
自分の能力を損なわずにすむことが多いのです。

もう一つは、一途さということです。
どんなことに対してでも、
一度取り組んだら脇目もふらずに取り組んでみる。

三つ目に勇気ということです。
「勇気のあるところに希望あり」という。
いかなる苦境に陥ろうとも、
それに押しつぶされない勇気を持つ者は、
決して絶望することがありません。

能力差はないのに、結果に雲泥の違いが出てくるのは、
謙虚さや一途さや勇気といった要素があったかなかったかなのです。
あなたがもし能力面で引け目を感じることが多かったら、
能力で対抗しようとするより、
謙虚、ひたむき、勇気で勝負した方がいいのです。
必ず良い結果が出るはずです。
山の頂上へ至る道は一つではないのです。

B
自分一人で悩んで自問自答すると、
どうしてもマイナス思考へ傾いていきます。

マイナス思考の厄介なところは、
それが決してその人にとって誤りではないことなのです。

誤りではないが心が沈んできて、人生の風景が暗く見えてきます。
想像上でも他人と楽しい会話が出来ると、
不思議とそういうことにならないで済むのです。