本日の心理学・名言18808-5

認知の歪みの典型的なパターン

1
: 全か無か思考
状況を連続体ではなく、たった2つの極端なカテゴリーでとらえること。

物事を両極端、白か黒か、全か無か、のどちらで考える完璧主義。

2.:過度の一般化
その状態が永遠に続くと考える。

3:心のフィルター
全体像を見る代わりに、一部の否定的な要素だけに過度に着目する

4a マイナス化思考
肯定的なことをたいしたことではないと、無視、軽視する。

4b.肯定的側面の否定や割引き
肯定的な自己の経験、功績、長所などを
不合理に無視するか、割り引いて考える。

5.:結論の飛躍
「心の読みすぎ」→勝手な否定的憶測
「先読みの誤り」→事態が悪くなっているだろうと予測する。

6:感情的理由付け
自分がそう感じる(そう信じている)から、それが事実に違いないと思い込み、
それに反する根拠を無視するか、低く見積もる。

7.:過大解釈と過小評価(拡大視/縮小視):
自分の良いところを過小評価し、他人の良い所を過大評価する。

8: 「ねばならない」「べき思考」
自分や他人の振舞い方に、厳密で、固定的な理想を要求し,
それが実現しないことを最悪視する。

自分または他人を「~べき」「~べきでない」と批判する『性格の中枢』。

9: レッテル貼り
より合理的な根拠を考慮せず、
自分や他者に対して、固定的で包括的なレッテルを貼り、否定的な結論を出す。

10.:個人化(自己関連付け):
他者の否定的な振る舞いを、
他のありそうな見方を考慮せずに、自分のせいだと思い込む。

11.:破局視(運命の先読みとも呼ばれている)
他の可能性、特に現実的にありそうな可能性を考慮せず、
未来を否定的に予言すること。

12:読心術
他のより現実的な可能性を考慮せず、
他者が考えている内容を自分が分かっていると思い込む。

13: トンネル視
状況に対して、否定的な側面しか見ない。

例:
息子の担任教師は、何ひとつきちんとできない。

彼は批判的で、鈍感で、しかも教え方が下手だ。