本日の心理学・名言18792-3

#知覚の力動性
等質的な平面の中の一点が不等質な場合、
この一点は残りの部分から
出来るだけ区画されて分離されて、
全体の中の一点を構成しようとします。
この現象を「知覚の力動性」と言います。
この「知覚の力動性」において見逃せない問題として,
「内的体制力」と「外的体制力」の存在があります。
ここでは、「内的体制力」とは、
生理的な内部的な力であり、
「外的体制力」とは我々が外から規制されている力であると
知っておいて下さい。
付け加えるならば、
良い形に見よう(良形視)とする力が「内的体制力」で、
その力が勝っている間はそのように見えますが、
よく見てみると実際には異なっていることに気付くようになります。
その異なっていると言う事実を見せようとする力を
「外的体制力」と言います。
「内的体制力」を働かせる要因」
1
刺激の提示時間を出来るだけ短くすること
2
刺激の大きさを小さくすること
3
刺激の強さを弱くすること
4
残像を描かせること