本日の心理学・名言18138-1

A
りっぽい相手と付き合わなければならない時は、
以下のテクニックを使いながら接すれば、かなり効果が高いはずです。

一つには、怒りっぽい人は、普通の人よりも沸騰するのが早いので、
しっかりと互いの感情を共有できようになるまでは、
あらゆる議論をしないほうが賢明です。
どうしても怒りっぽい人と接しなければならない時には、
一定の心の距離を保ち、
逃げ道を確保しておくことです。

2
つ目は、直ぐに怒る人に何かアドバイスをする時には、
今の私は安全な場所にいるか?」ということを
ず押さえておかなければなりませんが、
その際、相手の人柄、性格に触れてはいけません。
なるべく行動に対するアドバイスをするように心がけているといいでしょう。

そして3つ目は、怒りっぽい人と付き合うときには、
時間を区切ってしまうのも有効です。
つまり、グチっぽい怒りの文句をうだうだと口にしはじめたら、
「同じ話をあと三分も続けるなら、
私はどこかへ行きますよ」と言ってしまうのです。

B:
なぜ多重債務者は自己の置かれた状況から逃げ出そうとするのか。

人間は何か果実の得られないことには冷淡な態度をとりやすいのです。

人に施すことだって、
経済的には支出であっても充実感や満足感という果実が得られますが、
多重債務の返済はそれがない。
だから当事者の多くは返すことに懸命なのですが、
熱心であるとは言えないのです。
しかし、そんなことはないのです。
多重債務者になったということは、
考えようによっては実に得難い体験をする機会を与えられたということなのです。
「負わされた恵み」というものがあります。
何かを負わされることで、結果的に自分が大きな恵みを受けることになるということで、
実際に多重債務を経験することで、
人間として一回りも二回りも大きくなった人も実際にいるのです。
逃げなければ恵は得られるのです。