本日の心理学・名言17186-7

A
【傍目八目(おかめはちもく)】

=人の碁(ご)をわきから見ていると、
打っている人より八目も先まで手が読めるということから

第三者は当事者よりも
情勢が客観的によく判断できるということ。

(三省堂 大辞林)
実はこういうことは世の中によくある。
そして、自分にも当てはまる。

自分の良さ、特徴、強み、キャラを分かっていないのは、案外、自分。
だから、周りの人に訊(き)いた方がいい。
私はよくカウンセリングでクライエントの方に訊きます。
#「私を選んだ理由は何ですか?」
#「私のどこが気にいったのですか?」
#「私の強みってなんですかね?」
すると、本当に思いもかけない答えが返ってくるときがある。
しかも、それがバチッと的を得ていることが多い。
「えっ!そんなこと考えたこともなかった。・・・でも言われてみたらその通りだ。」
そして、恐ろしいことにそれは自分では気づいていなかったことが多い。
もし、同じような答えが多いなら、自分の頭で考えることも大切だけれども、
人の頭の中の考えを聞く、訊(き)くこともとても大切。
あなたの良さ、特徴、強み、キャラをよく分かっているのは、
実は周りの人なのかもしれない・・・。
byビジネス心理学
*訊く:「道を訊く」「都合を訊く」のように尋ねる、問うことを意味する

B
祈りの言葉があります。
「幸せな人間には誰にも無限の可能性が与えられており、
努力さえ傾ければ、幸運の扉は開かれる。
そのために何より大切なことは、
あくまでも自己との約束を守り、一度やろうと決心したことは必ずやりとおし、
決して自己を欺
(
あざむ)かぬことである。」
これさえできるようになれば、 もう人生は自分のものである。
by
平澤 興(ひらさわ・こう*元京都大学総長)