本日の心理学・名言17122-3

A
楽天心を持つ: 自分の長所を自覚できればしめたもの

物事を楽天的建設的に考え感情をコントロールする一環として
楽天の発想を行うように努めても

自分の本心に逆らったり劣等感自己嫌悪感不安感などに苛まるようであれば
いつまでたっても楽天心を評価することができません

そこで次のステップとして、
自分という人間の本質を理解し
自分の生き方考え方を尊重することが重要になってきます

私はこれを自愛思考と呼んでおり平たく言えば 他人に思いやりの気持ちを持って接していくのと同じように
自分自身に対しても思いやりの気持ちを持つということです

そのためには自分の長所や能力を自覚する必要があります
これさえできればこの問題の半分は片付くと言っていいでしょう

なぜなら人間は本能的欲求の中に
その場において他人から重要な人物であると思われたい
他人よりも優れていたい」人から敬われたいという感情、
すなわち自己重要感の欲求があるため自分自身のそれを満たすことにより
コンプレックスや欠点などがさほど気にならなくなり

自己嫌悪感や不安感といった内容から沸き起こるマイナスの感情さえも
比較的容易にコントロールができるようになるからです

そこでまず、「これだけは他人によりも優れている
これだけは他人に負けないという
自分ならではの長所
能力あるいは特技といったものを紙に書き出してみてください

それでも中にはいろいろ考えたけど自分の場合長所が見当たらない
特技もないという人がいるかもしれません

そういう人は小学生の時分まで遡り
過去楽しかったり嬉しかったりした感動体験を思い起こしてみてください

何でも結構です
落ち込んだり不愉快な気分の時にその時の光景をありありと回想してみるのです
そうすれば、「自分だってやればできたじゃないか」「自分にはこういう優れたところがあったっけ…
忘れかけていた自分の存在価値に気づくはずです

自分の存在価値に気づけば
かつてのポジティブな感情が蘇ってきますそうなればしめたもの

ポジティブな感情は自信と勇気を培い新たな感動体験を生み出す原動力となってくるのです。
*楽天の発想: 自分の周りに起こるすべての現象あるいは自分の身に降りかかってくる出来事を
て”善”に解釈する考え方のことを言う

B人は高い目標があるほど頑張ろうと努力する。
低い目標では努力しない。

by
柳井正(ファーストリテイリングCEO
厳しく難しいと思える目標を目指すことで、自分を更に高めていこう。
負荷のかかることをしなければ、簡単にできることだけしていても伸びない。
目標に向かって必死になれる状態は、成長プロセスで大切になってくる。