本日の心理学・名言17112-1

@積極心を養成する: 心から届いたメッセージに耳を傾ける
私は迷ったら行動してくださいと主張したいのですが,
その際是非とも肝に銘じていただきたいことがあります.

それは、「今日は雨が降っているけど、どういうわけだが外で食事がしたい」とか、
「仕事で疲れているけどたまにい業種交流会に顔を出してみようかなと」いった具合に、
ある種の要求がひらめきやカンのように湧いてきた場合は、
素直にそれに従った方が良いことですということです。
雨が降って外出するのが億劫でも、仕事で疲れていても迷うことなく、
行動に移してもらいたいのです。

なぜかと言うと、
あなたの願望を受け取った瞬間潜在意識は、
あなたの願望達成のチャンスを掴ませてあげようと様々な合図を出して、
その目的にかなった行動を誘導してくれるからです。

この合図の典型というのはひらめきやカンなのです。
そこであなたも、
急に英会話の学校に行きたくなった」
「故郷にいる両親の声が聞きたくなった。電話でもしてみよう」
「 久しくご無沙汰している恩師に手紙を書きたくなった」
「 どういうわけか急に旅に出たくなった」

といった感情が湧き上がっ起こったら、
それは願望達成のチャンスを提供してくれる”潜在意識からのメッセージ”であると解釈し、
自分の感じるまま思うままに行動を開始してみてください 。

かくいう私も、このひらめきに従って行動したところ、
ライフワークの発展につながる大きなチャンスをつかんだことがありました。

今から9年前になりますが、
ある会議を主催している知人から、夕食パーティーに誘われたことがあります。
誘われたので行かなくては悪いという気持ちがありましたが、
それ以上にどうしても参加したいという衝動に駆られたのです。
そこで参加してみたところ、
たまたま隣に座っていた
A子さんという女性と話し込むことになりました 。
A子さんは将来出版関係の仕事をやってみたいということでしたので、
話が弾んだのです。
れから
5年後のことです。
A
子さんから突然電話が入り、
私に紹介したい編集者の人がいるから会ってくれないかと言うのです。
早速、その出版社に出向いて編集者と雑談を かわしていたのですが。
その時私が、「今度 、【マーフィーの恋愛成功報酬法則】という本を書こうと思っています。
と言ったとたん、編集者が、「それをウチで出しましょうか」ということになり、
たちまちのうちに本の企画が決まってしまったのです 。
別に本の企画を売り込むためにあったわけではなかったのですが、

まさに 意気投合したという感じです。
本は思った通りに増刷を重ねシリーズ化されて、今でも売れ続けています 。
「袖(そで)振り合うも多生の縁」という格言があります。
これは、見知らぬ人同士が道端で行き違い 、
袖すり合うのも前世からの定まった縁によるものだという意味ですが、
この場合の縁とは出会いのことを言います。
すなわち出会いがあるからこそ、人間関係が成り立つわけであり、
その人間関係によって可能性が広がっていくのです。

ですから、あなたも「こうしたい」「あそこに行きたくなった」というひらめきを感じたら、
すぐにそれを実行に移してください。

そのひらめきが出会いを呼び、出会いが大きなチャンスを呼び寄せてくれるのです。
別の言い方をすれば、チャンスに恵まれない人などこの世にないのです。
あなたにだって、私にだって、チャンスは平等に与えられているのです。
問題はそれをどう捕まえるか?それだけのことなのです。
*典型(てんけい):規範となる型。基準となるもの。